相馬野馬追は鎌倉時代から続く1000年の伝統行事
夏に岩手に帰って、その東京までの戻り道に南相馬小高の柳美里さんの本屋に寄った。
ちょうど野馬追の一か月前くらいだっただろうか。小高の駅前も野馬追のおしゃれな旗がたなびいていた。
それからまた私は3週間後に岩手に帰り、同じ南相馬を通ってきたが、その日は柳さんの本屋はお休みだった。
二日後か、三日後か?いよいよ「相馬野馬追」の本番直前でだった。
南相馬も汚染具合は濃淡があって、除染したところには何割かは戻ってきましたねと、町のスーパーのご主人。でも、、、町の通りに人影は全くなかった、、、。小高もきれいな街。駅。好きな風景。
柳さんのパートナーが店番していたので「野馬追のあの軍旗というか旗のデザインは素晴らしいの一言です」と。
残念だがこれは書かねばならぬ話で、小高から常磐高速道大熊インターかな?そこに行くのが一番近道なのだが、そこは帰還困難区域。死の街。時間の止まったところ。もうそこの景色は見た人でしかわからない。警戒のおまわりさんは白いタイベックス姿でマスクをしている。人も車も通らない、、、止まってはダメ、、、走り抜けて、、、
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